高次脳機能障害と慰謝料

Pocket

高次脳機能障害では、後遺障害等級の1級が認定されることもあります。後遺障害等級1級は、最上位の等級です。当然、加害者への慰謝料も多額に請求することができます。過去の事例としては、高次脳機能障害で後遺障害1級が認定されたことにより、2億円の損害賠償金が支払われたこともあるのです。それほど、後遺障害等級の認定は、適正に行われるべき問題です。この事例では、実は最初の認定では2級とされていました。担当していた弁護士が、被害者の後遺障害の内容をさらってみたところ、体の一部に見落としの障害があることに気付き、異議申し立てを行ったのです。これにより、被害者は併合1級を取得することに成功。損害賠償額も大きく上回りました。

等級の認定は、慰謝料や損害賠償金に大きく関わってきます。保険会社から支払われるお金は、客観的な書類なしには出ないからです。高次脳機能障害では、見た目にはわかりにくい精神症状も出ることがあります。毎日というわけではなく、何らかの刺激が症状につながることもあり。もちろん、交通事故に関連している証拠を示さなければならないものの、自分ではあきらめてしまいがちな症状も、見逃さずに適正な対応をしてくれるのが弁護士です。